10月15日(火)、一般財団法人橋梁調査会 近畿支部、国土交通省近畿地方整備局 近畿道路メンテナンスセンター主催の技術講演会において、当機構理事長・西川和廣が「なぜ予防保全への移行が進まないのか-その理由と対策-」と題して講演を行いました。
「誤診」と「再劣化」の防止をキーワードに、その原因と対処方法について具体的に解説することで、維持管理に携わる点検・診断技術者の疑問を払拭し、予防保全への道筋を明らかにするとともに、その集大成として土木研究所において開発を進めている、AI診断システムについても紹介しました。また、鋼橋腐食の再劣化を防止するレーザー照射による塗膜、錆、塩分等有害物質除去技術や、グリーンレーザー測量を活用した洗掘による下部工の予防保全など、最新技術について紹介しました。